コンセプト住宅 健康を極めた「すごい家」換気・除菌・脱臭の効果を実物大モデルハウスで実証

株式会社LIXIL住宅研究所は、これからの住宅に必要な機能をもれなく搭載した新たなコンセプトの住宅健康を極めた「すごい家」において、搭載している空調換気システムの換気・除菌・脱臭機能について第三者機関による実物大実験(モデルハウス)を実施し、その効果があることを実証しました。

「すごい家」空調換気システムイメージと実験の様子

この「すごい家」は、「全館ダクトレス空調システム」「高気密・高断熱」「24 時間熱交換換気システム」「省エネ・レジリエンス」「感染症防止対策」「家族の健康・安全対策」などの機能を搭載し、THERMO=冬場どこにいても暖かい家、AIR QUALITY=いつも空気がきれいな家、SAFETY=安心して暮らせるストレスフリーな家をテーマに開発しています。
今回、開発テーマの一つである「AIR QUALITY~いつも空気がきれいな家〜」を実現する「24 時間熱交換換気システム+高気密性能+光触媒塗布床材」について、実物大のモデルハウスにて実証実験を行い、換気・除菌・脱臭の効果が確かめられました。
●換気性能については、窓を開けずに24時間空調換気システムを稼働させた状態で室内にCO2を発生させると、ピーク時には厚労省の換気状態の基準値を超える濃度1200ppmあったものが、30分後には約半分、1時間で約1/3になっていることが確認できました。
●空間除菌については、乳酸菌を用いて室内の除菌性能を実験しました。除菌・脱臭装置を停止した状態だと、光触媒フローリングの除菌性能による緩やかな減衰のみが見られましたが、除菌・脱臭装置を作動させると約60分で高い除菌効果が得られることが分かりました。除菌機能については、花粉などのアレルゲンにも同様の効果が期待できます。
●脱臭性能については、臭いの主要物質であるアンモニア水を用いて実験しました。臭気判定士による6段階評価試験で、当初強い臭気レベル4であった空間が、除菌・脱臭装置を作動して60分後にはほとんど無臭の臭気レベル1までさがるという脱臭効果が判定されました。

除菌・脱臭の実験は、ラボなどの実験施設での実験は多数行われており、その効果が実証されていましたが、今回のように実物大の建物で実験が行われることはほとんどなく、本物の家で実験することで実際の暮らしにより近い環境での空気の質が測定され、その効果が実証されたことは意義あるものと考えています。
今回の実験で、当社が提案する健康への取り組みが証明されたものと考えています。当社では引き続き、住まいでできる社会課題解決に向け、商品・サービスの開発・普及に取り組んでいきます。

■「すごい家」の実験結果について

【換気性能】

窓を開けずに24時間空調換気システムを稼働させた状態で室内にCO2を発生させると、ピーク時には厚労省の換気状態の基準値を超える濃度1200ppmを記録しました。その後、30分で約半分600ppmに、1時間で約1/3の400ppmに下がりました。気密性が高いため24時間空調換気システムが効率よく換気できて

【空間除菌】

ISO16000 -36に準拠し、実際のモデルハウスで乳酸菌を用いた除菌効果試験を行いました。 除菌・脱臭装置を停止した状態だと、黄色線のように光触媒フローリングの除菌性能による緩やかな減衰のみが見られましたが、除菌・脱臭装置を作動すると、約60分で高い除菌効果が得られました。 この環境での試験結果から除菌・脱臭装置に加えて光触媒フローリング床面の除菌効果もプラスに働いていることが実証され、花粉などのアレルゲンにも同様の除染効果が期待されます。

【脱臭性能】

1時間経っても消えないような不快な臭いも、除菌・脱臭装置を作動させると、臭気判定士による6段階 評価試験で、60分後には、強い臭気レベル4から ほとんど無臭のレベル1までに下がり、脱臭効果が 判定されました。またVOCをセンサーで連続測定 した結果では60分でレベル1以下の検知できない値まで下がりました。 今回は、アンモニアを用いた脱臭効果試験を行い、臭いの主要物質であるアンモニア水を室内に噴霧 した後、除菌・臭装置を運転して経時変化を6段階 臭気強度表示法により分析しました。

※VOC:揮発性有機化合物

■「すごい家」の 3つの開発テーマとテクノロジー

テーマ① THERMO → 冬場どこにいても暖かい家
冬の寒さと健康の相関関係に注目し、健康のために一年中適度な室温の家を設計。さらに、全館空調と高断熱性能で、部屋間や部屋の上下の温度差を解消しています。

【テクノロジー】
→ 全館ダクトレス空調システム
全館ダクトレス空調システムと24時間熱交換換気を合わせることで、 室内の空気を常にきれいな状態に保ち、さらに熱交換換気 で温度環境も一定に保ちます。冷暖房は、セントラルエアコン を設置し、1台のエアコンで家全体に適温の空気を送ります。

→ 1階と2階の間の空間(階間)を空調・換気のチャンバーとして利用することでダクトレスを実現し、施工性・メンテナンス性を向上します。
→ 業界最高水準の断熱性能“HEAT20 G3”
平成28年の省エネ基準やZEH適合基準の上をいく “HEAT20”の最高グレードとなるG3の断熱性能基準を クリアしています。熱の逃げにくさを示すUA値がG3基準 の0.23W/㎡•Kを実現しました。

テーマ② AIR QUALITY → いつも空気がきれいな家
夏の暑さ、冬の寒さ、春の花粉、外のほこり、細菌やウイルスなどが気になって窓を開けたくないという住まい手の声に応えるためのテクノロジーです。 外からの空気をきれいにして取り込むテクノロジーと家の中の空気をきれい にして循環するテクノロジーで窓を開けずに計画的な換気ができます。
【テクノロジー】 → 24時間熱交換換気システム&高気密性能 家全体の空調システムを1、2階の階間に集約しています。24時間 換気システムの空気の流れを利用し、屋外空気・全館の空気を階間 に集め、高性能フィルター、光触媒のテクノロジーでクリーンな空気を 循環させます。この「窓を開けないで計画的に換気」は、C値0.2※の 高気密性能があればこそ実現したものです。

※建物の気密性能の指標。数値が小さいほど優れた気密性があります。 尚、数値は越谷モデルハウスの実測値になります。

→ 光触媒担持チタンメッシュフィルター採用の空気清浄機能

階間に集めた屋外空気・全館の空気は、光触媒担持チタンメッシュ フィルターを採用した空気清浄機を通すことで、ウイルス・細菌なども 光触媒技術で分解することが可能です。

→ 光触媒塗布床材「清潔すこやかフロア」

蛍光灯やLED などの室内光により、床に付着・蓄積する菌・カビ・ ウイルス、臭いやVOC(揮発性有機化合物)等を分解できる先端 技術“可視光応答型光触媒”で、室内環境を清潔にするフローリング「清潔すこやかフロア」を採用しています。

テーマ③ SAFETY → 安心して暮らせるストレスフリーな家
「すごい家」は、太陽光発電に加え蓄電池も標準搭載しています。普段は太陽光発電による電力の活用、夜間は蓄電池に貯めた電力の活用が可能で、災害時には非常用電力として使えるレジリエンス住宅です。さらに、「耐震等級3+制震」を標準搭載し、安心して暮らせるストレスフリーな家を実現しています。

【テクノロジー】

→ 太陽光発電、蓄電池 停電時でも電気が使える太陽光発電&蓄電池を標準搭載。 災害時の停電が心配な住まいから、自立的にエネルギーを 供給できるレジリエンス住宅となっています。

→ 耐震・制震 一邸一邸のプランを構造設計CADシステムで検証し、 第三者の認定する耐震等級3を取得し、住まいの安全性 を確かなものにします。耐震等級3は、国土交通省の 住宅性能表示制度・耐震等級における最高等級です。

■「すごい家」の概要
→ 販売価格 : 下屋タイプ 40 坪プラン(G_2.0 プラン/越谷モデルと同じ)
建物本体参考価格 2,930 万円(税込)
※工事面積139.98 ㎡(40.83 坪)、延床面積117.16 ㎡(35.44 坪)
※上記価格は、標準地域、PPA活用での価格となります。また、市況により価格変動の可能性が
ございます。
→ 工法・構造 : 木造軸組金物工法
→ 商品プラン : セミオーダータイプ
ボックス(総2 階)タイプ×2 プラン(28 坪、32 坪)、下屋タイプ 2 プラン(34 坪、40 坪)の 4 プラン
の構造体+間取りをお好みの暮らしに合わせて自由に変えられるセミオーダータイプになります。