格付けジャパンフォーラムで
「3 つ星レジリエンスカンパニー」認定と「トップランナー認証」を同時取得

  住宅フランチャイズチェーン(以下、FC)を全国展開する株式会社LIXIL住宅研究所は、一般財団法人格付けジャパン研究機構と一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会が共同で開催した「格付けフォーラム」で、「3つ星レジリエンスカンパニー」の第一号認定を取得するとともに、株式会社Grannyと協働で事業化を進めているビジネスモデル「放課後デイ立ち上げ及び建て貸し支援事業」が「トップランナー認証」を取得しました。
■レジリエンス格付けの「3つ星レジエンスカンパニー」認定取得の背景について
  「レジリエンス格付け」は、格付けジャパン研究機構とレジリエンスジャパン推進協議会が共同で新たにスタートした格付け認定制度で、「防災・減災」への取り組みを積極的に推進している企業・団体を「3つ星レジリエンスカンパニー」として認定する新制度です。
  LIXIL住宅研究所は、2008年よりコンセプトホーム戦略を通じて、地球温暖化問題などの社会課題解決に取り組んでおり、2011年の東日本大震災後は「レジリエンス」の考えを取り入れることで、非常時・停電時でも最低限の電力や水などを確保できる工夫をしたり、地震や台風に強い建物の研究開発を行って実売商品に展開するなど、普及に努めてきました。
■データプレミアム格付けの「トップランナー認証」取得の背景について
  「データプレミアム格付け認証」の「トップランナー認証」は、同じ価格帯で販売されている同種製品において、平均値をはるかに上回る性能を持つ製品・サービスであるという、格付けジャパン研究機構の認証です。
  重症障害児向けの放課後等デイサービスには、事業所に適した不動産物件が少なく、理学療法士、作業療法士などが参入するには資金面でもハードルが高いといった問題があります。これに対し、重症心身障害児向けの放課後等デイサービスをFC展開している株式会社Grannyと、「子どもから高齢者までみんなのための家(普段過ごす場所)づくり」という理念を掲げる当社が協働し、人材確保とあわせて、目的に合った空き家や新築住宅を事業主に賃貸するビジネスモデル「放課後デイ立ち上げ及び建て貸し支援事業」を構築しました。物件には、災害時の安全対策、感染症対策も施工することになっており、「重症障害児の福祉向上」「空き家問題対策」「重症障害児の災害時の安全確保」という3つのテーマを一挙に解決する社会問題解決型ビジネスモデルとして評価されました。
  LIXIL住宅研究所は、新築事業をベースに、リフォーム、リノベーション事業に取り組んでおり、今後は、住宅型有料老人ホームや今回の放課後等デイサービス事業など、非住宅分野を含めたお客様の住まいや暮らしについて、当社加盟店とともに各地域のニーズに合わせた事業展開を積極的に進めてまいります。